「かぐや姫の物語」日本の美しさ、ここにあり。

「かぐや姫の物語」日本の美しさ、ここにあり。

スタジオジブリの宮崎監督の師匠、
高畑監督の待ちに待った作品。

私は子供の頃、この監督のTVアニメーション、
「赤毛のアン」「じゃりん子チエ」が大好きだった。
ユーモアとは、人の生活の中から生まれ、
誰一人同じ者はいないからこそ、ドラマは生まれるのだと、
登場人物たちの生き生きとした、特に会話としぐさに、
いつも笑わされ、ホッとし、ハッとさせられた。
そしてその背景となる舞台を美しく、
いとおしく描かれる方でもある。

なので今回の「かぐや姫の物語」は、とても楽しみだった。
そしてとても素晴らしい映画だった。

ある海外の監督の影響を受け、
一枚一枚の動画を丁寧に、執念で描かれたというこの作品、
胸を打つのはやはり、
監督の「人の心」の表現の仕方と、
その背景の、例えば桜、例えば月、
例えば…着物の重ねの色彩、細やかな表現だ。

はらりはらりと舞う桜。
踊るかぐや姫。

日本の美しさは、あの震災の後でも変わらない。
これから先も未来永劫、
この淡い桃色が、ひらひらと自分たちに降り注ぎ、
それを見て子供たちが踊り、親はそんな子供を見て頬笑み、
この幸せが続くのだと確信し、
自分が死んだ後も、美しい日本を思い、眠りにつける、
そんな夢のような映画だった。

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